基礎用語

双眼鏡の内部はこんな構造

当社のベテランスタッフがこしらえたハンドメイドのカットモデルです。
非常に手間のかかった労作であることが写真からも伝わってきます(Made by Sakae Saitou)。


a カバープレート b ストラップ取付部 c ボディー d シボ e アルミキャップ f アイカップ g 視度調節環
h 上陣笠 i 中心軸 j 下陣笠 k 元玉 l 中玉 m 開玉(k・l・mを合わせて接眼レンズ) n 視界環
o カバーパッキン p プリズムカバー q プリズムバネ r プリズムシート s プリズム t 遮光筒 u 対物レンズ

双眼鏡を選ぶ時の注意点

倍率だけに目が行きがちですが、倍率が高くなるほど実視界が狭くなり見にくくなります。
それぞれの目的に合わせて選ぶことがとても大切です。
いつまでも使える本当に良い双眼鏡を手にするためにもじっくり検討しましょう。

バードウォッチング・スポーツ・コンサートなどには6倍~8倍で実視界の広いタイプを。
コンパクトであれば持ち運びにストレスを感じません。
キャンプ・ハイキング・ドライブなどの気軽なレジャーのお供にも最適です。

スターウォッチング・ネイチャーウォッチング・マリンレジャーなどには7倍以上で対物レンズ有効径の大きいタイプを。
サイズは大きくなりますが明るくはっきりと見えます。
三脚に取り付ければ安定して見やすくなり、持ち続けるのに疲れることもありません。

主な用語の説明

商品名の数字
6×30、8×40、10×50などの表記は、倍率と対物レンズ有効径の組み合わせとなっています。
6×は倍率が6倍、8×は8倍、10×は10倍を意味します。
30は対物レンズ有効径が30mm、40は40mm、50は50mmを意味します。

倍率
肉眼で見た対象物の大きさと、双眼鏡で見た対象物の大きさの比率のこと。
高倍率になるほど視野が狭く暗くなり、手ブレの影響を受けるようになります。
数字に惑わされることなく、目的に合った双眼鏡を選びましょう。

対物レンズ有効径
対象物に向いたレンズの直径のこと。
大きくなるほど入る光量が増え、視野が明るくなります。

アイレリーフ
双眼鏡を覗いた時に適正な視野が得られる接眼レンズから眼までの距離のこと。
長くなるほど見やすく、眼鏡着用の方でも視野全体を見ることができます。

実視界
双眼鏡を覗いた時に見える範囲を表した角度のこと。
広くなるほど対象物を探しやすくなり、高倍率になるほど狭くなります。

1000mでの視野
1000m先を双眼鏡で見た時に見える視野の範囲のこと。
実視界に比例します。

瞳径
双眼鏡を眼から離し、対物レンズを明るい方に向けた時に接眼レンズに映る円の直径のこと。
大きくなるほど視野が明るくなります。
対物レンズ有効径を倍率で割った数値がこれに相当します。

明るさ
双眼鏡を覗いた時の明るさを表した数値のこと。
大きくなるほど視野が明るくなり、はっきりと見えるようになります。
瞳径を2乗した数値がこれに相当します。

ミルスペック
アメリカ国防省による装備の調達を円滑に行うために策定された規格の標準化文書のこと。

以上の説明が、ご満足のいく双眼鏡に出会える一助となれば幸甚です。